第1回「#立憲ライブ」質問回答まとめ

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#立憲ライブ 第1回 2023年2月14日

出演者:逢坂誠二代表代行(司会)、長妻昭政調会長、吉田晴美衆議院議員

 

質問、回答などをまとめます

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質問1:維新との関係について

「維新との関係どうなってるの?」
「維新と共闘してるだけで信用できない」
「身を切る改革以外のもっと良い表現はありませんか?」


【回答】

かつてはかなり大きい野党第一党でしたが、今は残念ながら数が多くありません。
数が多くない状況の中で政府を動かさなければならないことがあります。
あるべき社会像を語って政権交代を実現することも私たちの使命ですが、喫緊の課題については、力を合わせて政府を動かすことも私たちの役割であると考えています。

野党第一党と第二党が重なる政策で力を合わせれば国が動くという現実があります。

政策が同じだったら同じ政党になれば良いですが、日本維新の会とは憲法観も安全保障観も違います。
お互いの違いを理解したうえで「ここは一緒だ、(今の政府の)こういうところは許せない」というところは力を合わせて政府と対峙すべきと判断しました。

事実、昨年の国会で自民党は「統一教会の新法は作らない」と言っていました。
しかし、野党第一党(立憲)と第二党(維新)が組んだことで新法を作らせることができました。
(また、園バスの問題などでも一緒に法案を提出しています)

身を切る改革については、文通費の問題に共に取り組んでいます。
私たちは企業団体献金をパーティ券を含めて禁止する法律を出しています。これも身を切る改革です。

自民党公明党憲法観も安全保障に対する考え方も明らかに違っていますが、一致できるところは一致して、連立政権を組んでいます)

 

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質問2:憲法審査会をサボらないでほしい

【回答】

予算委員会開会中はほかの委員会は開かないのが通例になっています。
ごく一部開かれるのは(予算関連法案のある)総務委員会と財務金融委員会のみで、それ以外は開いていません。
そのルールに則って憲法審への対応をしています。

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質問3:統一教会と接点のある候補者を公認・支援しますか?

【回答】

立憲民主党は(国会議員は当然として)地方自治体議員に関しても関係性を問う調査をして岡田幹事長から公表しています。
自民党地方自治体議員の調査はしていません)

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質問4:逢坂さんにコロナに罹患した当事者としての話を聞きたい

【回答】

普通の風邪とは全く違いました。
熱、鼻水、咳、倦怠感などの症状がふつうの風邪なら2~3日寝てればなんとかなるところが、相当長引きました。
身体への影響はまだ残っており(2023年2月時点)味やにおいもまだ若干分からない状況です。

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質問5:河野大臣の「所管外です」という答弁をなんとかしてください

【回答】

長妻さん「非常に乱暴だと思う」
「ちょっとでも敵対するところはブロックするという感じがあります」

吉田さん「何回言うのという感じだった」
 「質問者に対して馬鹿にしたような態度はないなと思いました」

逢坂さん「国会での質疑は国民に対する回答なんですね」
「主権者である国民を馬鹿にしているように私には見えます」
「”今は所管外なんですけれどもあえて言及すればこうです”というような答弁をすることが誠実な国会対応だと思う」

「2012年に第二次安倍内閣が始まって以降、国会の議論のレベルの低下は空恐ろしくなるほど」
「亡くなった安倍総理も少なくとも108回の嘘の答弁をしていました。嘘の答弁だけでなく、今は本当の書類を国会に出しません。ある書類もないと言うのが今の国会の現実です」

長妻さん「ヨーロッパ(ドイツ)のある国では予算委員会の委員長は野党から出している」
「委員長は野党から出すという慣例があるとだいぶ変わるのではないか」

逢坂さん「今の国会は書類を出せ、出さない、答弁する、しない、こんなやりとりに質疑時間の半分以上は使ってしまっていると思う。これは言論の府とは思われません」

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質問6:安倍総理回顧録について

【回答】

逢坂さん「検証のしようがないので危ういものだと思っています」
長妻さん「まだ本が届いていません」

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質問7:世襲議員の多さについてどう思いますか

【回答】

逢坂さん「世襲だからといって頭ごなしに悪いとは言わないが、世襲議員は恵まれているなと思う」
「家系を売りにするって言うのは大丈夫かな?と思う」

吉田さん「あの家系図、女性がいなかったんですよ」
(あの家系図=岸信千世氏が補選時に公開した家系図

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質問8:入管法改正案が出される可能性が高いが、野党第一党としてどのような方策で廃案に持っていくか、シナリオはあるか

【回答】

中身は前回と変わっていないようです。
前回も対案を出しているので今回も出そうと考えています。
日本は難民認定が厳しすぎる。先進国の民主国家として立ってられるのかというようなところも大きな論点だと思います。

『労働力を呼んだつもりが、来たのは生身の人間だった』という言葉があるが、その通りだと思います。

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【番外編】

長妻政調会長のふしぎな名言

「今日はバレンタインですね。バレンタインを忘れているということは…モテ度がバレてしまう」
「私は逢坂さんに似ていると言われる。顔とか。こうして見ると確かに顔の丸さとか似ているような気がする」